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週1回・30分の定例が1本あるだけで、ひと月120分。Nottaの無料プランの枠は、これでちょうど埋まります。
しかも無料プランには1回につき3分までという上限があります。30分の打ち合わせを録音しても、文字になるのは頭の3分です。
一方、有料のプレミアムは年間プランで月1,185円。時給2,000円で働いている人なら、月36分ぶんの人件費にあたります。
議事録を作るのが目的なら、この2つの数字を並べた時点で無料プランは候補から外れます。
しかし料金ページを開くと、フリー・プレミアム・ビジネス・エンタープライズの4つが横に並び、機能を比べる行が延々と続きます。
どの行が自分に関係あるのか分からないまま、とりあえず無料で登録して放置する。あるいは、よく分からないまま高いほうを契約する。
どちらも、もったいない決め方でしょう。
プランを分ける条件は3つです。会議1本が3分を超えるか、議事録を他の人と共有するか、月の合計が30時間を超えるか。
今回は、この3つの質問でプランを1つに絞ってから、有料の元が取れる会議時間を数字で出していきます。
3つの質問でNottaの料金プランは1つに決まる
比較表を上から順に読むのは、いちばん時間のかかる決め方です。
そこで、先に3つの質問へ答えてしまいましょう。順番に進めば、途中で答えが出ます。
超えないならフリーで十分です。超えるなら次へ進んでください。
フリーは1回につき3分までが上限なので、通常の会議は最初の3分を過ぎたところで切れてしまいます。
管理者としてメンバーの権限を分けたいならビジネスです。自分だけが読めれば足りるなら、次へ進んでください。
超えないならプレミアム、超えるならビジネスです。なぜならプレミアムの文字起こし時間は、月1,800分=30時間だからです。

全社導入を前提に、SAMLシングルサインオン(SSO・社内IDでまとめてログインする仕組み)や操作ログが必要な場合だけ、エンタープライズが候補になります。
個人と小さなチームの検討では、まず出てこない選択肢でしょう。
Nottaの料金プラン比較表(2026年8月19日時点)
全体像を置いておきます。金額はすべて税込、「年間プラン」は12ヶ月分を一括で払ったときの月あたりの金額です。
| プラン | 月額(年間プラン) | 月額(月間プラン) | 文字起こし時間 | 1回の上限 | AI要約 | おすすめできる人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| フリー | 0円 | 0円 | 120分/月 | 3分 | 10回/月 | 精度と操作感を試したい人。会議の議事録には向かない |
| プレミアム | 1,185円 (総額14,220円) | 1,980円 | 1,800分/月 | 5時間 | 100回/月 | 個人で会議の議事録を作る会社員。月30時間まで |
| ビジネス | 2,508円 (総額30,096円) | 4,180円 | 無制限 | 5時間 | 200回/月 | 議事録をチームで共有し、権限を分けたい部署 |
| エンタープライズ | 要相談 | 要相談 | カスタマイズ | 5時間 | 無制限 | SSO・操作ログなど社内統制が要る大規模導入 |
4つ並んでいても、個人と小さなチームで実際に候補になるのはフリー・プレミアム・ビジネスの3つです。
年間プランは月間プランより40%OFF、というのが公式の表記です。アカウント数はフリーとプレミアムが1つ、ビジネス以上は複数に対応します。
なお、ビジネスのAI要約とファイルインポートの回数は、1アカウントあたりの数字です。
最新の金額と細かい機能差は、Notta公式の料金ページで確認できます。申し込みはパソコンのブラウザから進めるのがおすすめです。

無料プランの分かれ目は「月120分」ではなく「1回3分」
無料プランでつまずくのは、月120分の枠ではありません。1回につき3分までという上限のほうです。
公式の料金ページには、フリープランの条件がこう並んでいます。文字起こし時間は120分/月、1回につき3分まで、ファイルインポートは50個/月、AI要約は10回/月、アカウントは1つ。
つまり議事録という用途では、初回で行き止まりになるのです。
フリーは「Nottaの文字起こし精度と操作感を確かめる場所」と割り切るほうが、実態に合っています。
話者識別(誰が話したかを分けて表示する機能)は無料でも使えます。短い音声で自分の会議室の録音環境を試すぶんには、これで十分でしょう。
月120分という枠のほうも、余裕はありません。週1回・60分の会議を録るだけで月240分、枠の2倍に届きます。
無料で様子を見ながら決めよう、という作戦は、議事録が目的ならかなり早い段階で行き詰まります。
- 向く:3分以内のボイスメモ、精度の確認、アプリの操作感を試す
- 向かない:30分〜1時間の会議、セミナー、インタビューの文字起こし
- アカウントは1つ。チームでの共有や権限設定はできない
有料の元が取れる会議時間は?損益分岐点を数字で出す
有料に上げるかどうかは、好みで決める話ではなく、月の会議時間を分に直せば計算で答えが出ます。
皆さんの会議の入り方を、そのまま数字に置き換えてみましょう。
週に何本の会議を録ると、月1,800分に届くのか
プレミアムの文字起こし時間は月1,800分。時間に直すと30時間です。
「30時間も使わない」と感じるかもしれませんが、会議の入り方に換算すると印象が変わります。1ヶ月を4週・営業日20日として計算しました。
| 会議の入り方 | 月の文字起こし時間 | プレミアム枠の使用率 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 週1本・30分 | 約120分 | 約7% | プレミアムで十分 |
| 週1本・60分 | 約240分 | 約13% | プレミアムで十分 |
| 週2本・60分 | 約480分 | 約27% | プレミアムで十分 |
| 週3本・60分 | 約720分 | 約40% | プレミアムで十分 |
| 毎営業日・60分 | 約1,200分 | 約67% | プレミアムで十分 |
| 毎営業日・90分 | 約1,800分 | 100% | 上限ちょうど。ビジネスを検討 |
| 毎営業日・120分 | 約2,400分 | 超過 | ビジネス(無制限) |
表のとおり、毎営業日90分を超えて録り続けるかどうかが時間側の分岐点です。
週に数本の会議を文字起こしする程度なら、プレミアムの枠は半分も使いません。
「時間が足りなくなるかも」という不安で上のプランを選ぶ必要は、ほとんどないでしょう。
月1,185円は「時給2,000円で36分」の人件費
金額の側からも見ておきます。プレミアムの年間プランは総額14,220円で、月あたり1,185円です。
時給2,000円で働いている人にとっては、月36分ぶんの人件費にあたります。
議事録の書き起こしと整形にかけている時間が、月36分より多いか。それが金額面での損益分岐点になります。
1時間の会議を1本、耳で聞き返しながら文字にした経験があれば、36分がどれくらい低いハードルかは想像がつくでしょう。
使う本数から割り戻す見方もあります。週1本・60分の会議だけを文字起こしするなら月4本で、会議1本あたり約296円という計算です。
プレミアムとビジネスの差額は、1人あたり月1,323円
ビジネスは1アカウントあたり月2,508円(年間プラン・総額30,096円)。プレミアムとの差は1人あたり月1,323円、1年で15,876円です。
この差額で増えるものを、公式の記載どおりに並べます。すべてのプレミアム機能に加えて、Web会議の録画、セキュリティ管理、利用状況レポート、CRM・Zapier等の連携。
また、文字起こし時間が無制限になり、AI要約は1アカウントあたり月200回、ファイルインポートは月200個に増えます。チームワークスペースとユーザーロールの設定も、ビジネス以上の領域です。
皆さんが1人で使うなら、この差額はほぼ「無制限」への対価になります。
一方、議事録を部署のメンバーで共有して権限を分けたいなら、差額の意味は一気に変わります。
判断の軸は金額ではなく、その議事録を自分以外の誰かが開くかどうかです。
月払いと年払いが逆転するのは8ヶ月目
支払い方でも迷うところなので、こちらも数字にしておきます。
| プラン | 月間プラン(12ヶ月ぶん) | 年間プラン(総額) | 1年での差額 | 年払いが得になる時期 |
|---|---|---|---|---|
| プレミアム | 1,980円×12=23,760円 | 14,220円 | 9,540円 | 8ヶ月目から |
| ビジネス | 4,180円×12=50,160円 | 30,096円 | 20,064円 | 8ヶ月目から |
プレミアムの年間プラン14,220円は、月間プラン約7.2ヶ月ぶんにあたります。ビジネスも同じく約7.2ヶ月ぶんです。
どちらも8ヶ月目に入った時点で、年払いのほうが安くなります。
数ヶ月で終わるプロジェクトのために契約するなら月払い。通年で続く定例会議に使うなら、年払いを選びましょう。
料金以外で効く3つの分岐条件
金額と時間だけでは決まらないケースもあります。公式の料金ページに書かれているもののうち、判断が変わりやすい3つを挙げます。
翻訳を常用するなら、アドオン代を先に足しておく
海外とのオンライン会議が多いなら、翻訳はアドオン(追加オプション)として別料金になります。
1か国語リアルタイム翻訳は年間プランで月858円(総額10,296円)、月間プランなら月1,430円。2か国語文字起こし・翻訳は年間プランで月1,320円(総額15,840円)、月間プランなら月2,200円です。
なお、アドオンを買えるのはプレミアム以上のプランに限られます。
ここで計算が変わります。プレミアム1,185円に1か国語翻訳858円を足すと月2,043円になり、ビジネスの2,508円がすぐ近くに見えてきます。
翻訳を毎回使う前提なら、プランの比較にアドオン代を最初から足して考えましょう。
ちなみに2か国語文字起こし・翻訳は全プランで月4回、1か国語リアルタイム翻訳は月2回まで無料で試せます。必要かどうかは、この無料回数で見極められます。
学生・教職員は50%OFF、医療と法務には専用プランがある
料金ページには、50%OFFの学生・教職員割引が用意されています。大学院に通いながら会議の記録を取る立場なら、まず確認する価値があるでしょう。
もうひとつ、医療関係者向けと法務関係者向けの特別プランもあります。
ビジネスプランの機能に加えてAI要約とファイルインポートが回数無制限になり、医療用語や法務向けの専門辞書に対応する、という内容です。
これらの金額は公式サイトに記載がなく、個別の問い合わせが必要です。詳しくはNotta公式の料金ページから確認できます。
迷ったら3日間の無料トライアルで決める
プレミアムには3日間の無料トライアルがあります。公式サイトには、トライアル中は72時間以内に解約すれば請求は発生しない、と書かれています。
解約そのものは、契約管理ページの「サブスクリプションの解約」から手続きします。
机上の計算で迷い続けるより、実際の会議を1本流してみるほうが早く決まります。
まずプレミアムの無料トライアルで自分の会議を1本試し、30時間の枠と共有の必要性で最終判断しましょう。
- 翻訳を常用するなら、アドオン代(月858円〜)を足した金額で比べる
- 学生・教職員は50%OFF。医療・法務は専用プランの問い合わせを先に
- 3日間の無料トライアルは72時間以内の解約なら請求なし
Nottaの料金プランに関するよくある質問
- 無料プランだけで会議の議事録は作れますか?
-
1回につき3分までという上限があるので、通常の会議をそのまま文字起こしするのは難しいです。無料プランは、精度と操作感を試す場所と思っておきましょう。
- プレミアムとビジネスは、結局どこが違いますか?
-
文字起こし時間(1,800分/月と無制限)と、チームで使う機能の有無です。ビジネスではチームワークスペース、ユーザーロールと権限、利用状況レポート、Web会議の録画などが加わります。1人で使うならプレミアムで十分です。
- 月払いと年払いはどちらが得ですか?
-
8ヶ月以上使うなら年払いです。プレミアムは年間プラン総額14,220円で、月間プラン約7.2ヶ月ぶんにあたります。1年使えば9,540円の差になります。
- スマホアプリだけでも使えますか?
-
有料プランはWeb版とアプリ版の両方に適用される、というのが公式の表記です。ただし契約内容の確認や申し込みは、画面の広いパソコンのブラウザから進めるほうが間違いがありません。
- 学生割引はありますか?
-
50%OFFの学生・教職員割引が料金ページに用意されています。適用条件は公式サイトで確認できます。
- あとからプランを変更できますか?
-
アップグレードは契約管理ページから即時できますが、下位プランへの変更は現在の契約を解約してから契約し直す形になります。また、途中解約による日割り計算の返金は行われない扱いです(2026年8月19日時点のNotta公式ヘルプ)。解約の手順と窓口は契約経路によって変わるため、Notta解約の手順|契約経路別に自動更新を止めるで解説しています。
まとめ:Nottaの料金プランは会議時間で決まる
最後に、判断の軸だけ並べておきます。
- 会議1本が3分を超えるなら、フリーは選択肢から外れる
- 議事録を自分だけが読むならプレミアム(年間プランで月1,185円)
- 月30時間を超えて録る、またはチームで共有・権限管理するならビジネス(月2,508円)
- 使う期間が8ヶ月を超えるなら年払いが安い
- 翻訳を常用するなら、アドオン代(月858円〜)を足して比べる
会議の議事録を個人で作る会社員なら、ほとんどの場合は「自分は年間プランのプレミアムで、支払いは年14,220円」というところに落ち着きます。
月30時間という枠は、毎営業日90分の会議を録り続けてようやく届く水準だからです。
料金ページの4つを端から見比べても、決め手はなかなか出てきません。決まるのは、自分の会議時間を分に直したときです。
迷っているなら、まず3日間の無料トライアルで自分の会議を1本流してみてください。72時間以内に解約すれば請求は発生しないので、合わなければ手元には何も残りません。
議事録づくりに毎週30分かけているなら、その30分は本来の仕事に戻せる時間です。まずは会議を1本、文字にしてみるところから始めてみましょう!
金額と機能は変わることがあります。申し込みの前にはNotta公式の料金ページで最新の内容を確認しておきましょう。
手続きはパソコンのブラウザから開くと、プランの比較表と支払い方法を同じ画面で見ながら進められます。
- 議事録AIそのものの選び方から整理したい方は:議事録AIの選び方|4つの入口を状況別に整理
- Notta以外の選択肢も並べて比べたい方は:AI議事録ツール比較8選|料金・無料枠で選ぶ
- まず無料の範囲で動かしてみたい方は:議事録AIの始め方|無料で今週から試す3ステップ
- やめたくなったときの止め方を先に知っておきたい方は:Notta解約の手順|契約経路別に自動更新を止める
- 本文の料金・プラン内容・上限は、2026年8月19日にNotta公式サイトで確認した情報です
- 筆者はNottaの契約者ではなく、公開されている情報を整理してお伝えしています
- 本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。リンク経由の申し込みで当ブログに紹介料が入りますが、料金や評価の書き方は変えていません
- 料金や条件の変更が分かった時点で、本文を書き直します
※出典(いずれも2026年8月19日に確認)
