ConoHa WINGとエックスサーバーどっち?やめ方で選ぶ

ConoHa WINGとエックスサーバーのどちらを選ぶかを分岐点で表したイラスト

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。

レンタルサーバー選びで先に見るべきなのは、速度でも料金でもありません。途中でやめたときと、更新するときに動くお金です。

「途中でやめたくなったら、払ったお金はどうなるんだろう」。比較記事を何本読んでも、そこだけ書いていない。

ConoHa WINGもエックスサーバーも、いったん払った料金は戻ってきません。しかもConoHa WINGは、契約期間中の解約手続きそのものを受け付けていません。

ここを知らずに36ヶ月契約を選ぶと、3年分の前払いを抱えたまま走り続けるしかなくなります。

速度も料金も、どの比較記事を読んでも似た結論に着地します。差がつかないから決められず、開いたタブだけが増えていく。

しかし、やめるときのお金で並べ直すと、この2社ははっきり違う顔になります。

払う前に管理画面を触って確かめたいならエックスサーバー、今日から書き始めて月額を最安にしたいならConoHa WINGです。

そして初めての1本なら、どちらを選んでも契約期間は12ヶ月にしてください。

速度の比較は、いったん後ろに回しましょう。

目次

3つの質問で、ConoHa WINGとエックスサーバーのどちらかに決まる

比較表を上から読むのは、いちばん時間がかかる決め方です。先に3つだけ答えてしまいましょう。

途中で答えが出たら、その時点で読むのをやめて構いません。

STEP
申し込む前に、実物の管理画面を触って確かめたいですか?

触ってから決めたいならエックスサーバーです。全サーバープランに10日間の無料お試しが付いています。

ConoHa WINGにお試し期間はなく、申し込みと同時に契約期間分の前払いが発生します。

STEP
3年より先も、同じ場所で運用し続けるつもりですか?

長く置くつもりならエックスサーバー寄りです。なぜなら、更新後にいくら払うかが公式サイトの数字で計算できるからです。

ConoHa WINGは更新時の適用価格が公式ページから読み取れません。まだ何年やるか決まっていない人は、次の質問へどうぞ。

STEP
今日申し込んで、今日のうちに書き始めたいですか?

そうならConoHa WINGです。サーバー・独自ドメイン・SSL・WordPressが1つの画面にまとまっていて、開設までの寄り道が少なくて済みます。

月額も、36ヶ月契約なら659円。この2社の比較では最安です(2026年8月25日時点)。

ConoHa WINGとエックスサーバーを3つの質問で選ぶ分岐図
3つの質問に順番に答えるだけで、行き先は1つに決まります。

3問とも当てはまらない、あるいは全部当てはまってしまった。そういう人はConoHa WINGの12ヶ月契約にしてください。

前払いは11,640円で、1年後にもう一度考え直せます。失敗したときの傷が、いちばん浅く済む選び方です。

速度より先に見たい4つの軸

サーバー比較の定番は「速度・料金・キャンペーン」です。この3つで比べると、たいてい引き分けになります。

なぜなら両社とも高速化の仕組みを掲げていて、料金も僅差、キャンペーンも常に何かしら走っているからです。

そこで軸を入れ替えます。先に見るのは、やめるときと更新するときのお金です。

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何を見るかなぜ先に見るか
①途中解約と返金契約期間の途中でやめられるか。払った分は戻るか合わなかったときの損失額が、ここで決まる
②更新時の料金キャンペーン価格が切れたあと、いくらになるか安いのは最初の1回だけ、という構造になっている
③無料お試しお金を払う前に管理画面を触れるか払う前に確かめられるなら、①と②のリスクが下がる
④移転のしやすさ他社へ移すときの手間。無料ドメインはどうなるか選択を間違えても取り返せるかどうかが分かる

速度を後ろに回すのには理由があります。両社とも自社の高速性を公式サイトで大きく打ち出していて、測定条件も基準もそろっていません。

条件のそろっていない数字を並べて優劣を決めるのは、比較ではなく引用です。

個人ブログの規模なら、表示速度より3年分の請求額のほうが生活に効きます。

ConoHa WINGとエックスサーバーの比較表

まず全体像です。個人がWordPressブログを始めるときに選ぶ、それぞれの入門プランで並べました。

スマホの方は、表を横にスクロールしてください。

※表の数値は、ConoHa WINGは2026年8月25日、エックスサーバーは2026年8月20日に、それぞれ公式サイトで確認したものです。

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サービス月額(12ヶ月)月額(36ヶ月)無料お試し期間中の途中解約おすすめできる人
ConoHa WING
WINGパック ベーシック
970円
一括11,640円
659円
一括23,724円
なし受け付けていない今日申し込んで今日書き始めたい人/月額を最安にしたい人/サーバーとドメインを1画面で済ませたい人
エックスサーバー
スタンダード
990円
一括11,880円
693円
一括24,948円
10日間申請できる(返金はなし)払う前に管理画面を触りたい人/3年より先も同じ場所で運用する人/更新後の金額を先に確定させたい人

12ヶ月契約の月額は970円と990円。月20円差です。

ここで悩む意味はありません。差が出るのは、その隣の列から先です。

もう少し細かい条件も並べておきます。契約前に確認しておきたい項目だけに絞りました。

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項目ConoHa WING(ベーシック)エックスサーバー(スタンダード)
初期費用無料0円
支払い方式契約期間分を一括前払い契約期間分を一括前払い
契約期間の選択肢3・6・12・24・36ヶ月3・6・12・24・36ヶ月
ディスク容量SSD 500GBNVMe SSD 500GB
転送量公式に上限の記載なし無制限
独自ドメイン永久無料最大2個12ヶ月契約で1個/24ヶ月以上で2個
自動バックアップ過去14日分過去14日分
他社からの移行ツールWordPressかんたん移行WordPress簡単移行
電話サポート平日10:00〜18:00平日10:00〜18:00
チャットサポート平日10:00〜18:00平日10:00〜18:00
メール24時間受付(回答は平日10:00〜18:00)24時間365日受付
実施中のキャンペーンWebサイト制作応援(9月9日16:00まで)最大30%オフ(9月7日17:00まで)

容量もバックアップもサポート時間も、ほぼ同じです。

「サポートが手厚いほうを選びたい」という理由で片方に決めようとしていた人は、いったんその軸を外してください。電話もチャットも、両社とも平日10時から18時までです。

速度・容量・サポートは、思ったより差がない

ここまで意図的に後ろへ回してきた項目を、まとめて片付けます。

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よく比べられる項目実際のところ
表示速度両社とも自社サイトで高速性を打ち出している。測定条件が公開されておらず、公表値どうしの比較は成立しない
ディスク容量どちらも500GB。個人ブログで使い切るのは現実的でない
自動バックアップどちらも過去14日分。追加料金の記載なし
電話・チャットどちらも平日10:00〜18:00
転送量エックスサーバーは無制限と明記。ConoHa WINGは料金ページに上限の記載なし
WordPressの導入どちらも申し込みの流れの中でまとめて設定できる

速度について、私はエックスサーバーを契約していないので体感を書けません。書けるのは、両社とも自社サイトで速さを大きく打ち出しているという事実だけです。

月に数十人が読むかどうかというブログを始める段階で、この項目に判断を預けないほうがいいでしょう。

ひとつだけ、条件が違う項目があります。エックスサーバーのプレミアムプランには、有料テーマ「Xwrite」(通常9,900円/年)が無料で付きます。

テーマ代を含めて考えるなら、この行は計算に入れる価値があります。

ただしプレミアムは36ヶ月契約でも月1,386円(2026年8月20日時点のキャンペーン価格。通常は月1,980円)。

テーマのために上位プランへ行くより、ベーシック級のプランで始めてテーマは別で選ぶほうが総額は安く収まります。テーマ選びで迷っている人はSWELLで後悔する人の条件|17,600円の元が取れるかもどうぞ。

途中でやめたら、払ったお金はどうなるのか

両社の公式サイトの表記を、そのまま並べます。

ConoHa WINGのWINGパックについて、公式サイトにはこうあります。「『WINGパック』ご契約期間中の途中解約を承る事はできません」。

あわせて「『WINGパック』はご契約期間分の料金を一括前払いでお支払いいただきます」とも。解約という手続き自体を、期間中は受け付けていないというわけです。

エックスサーバーは違います。契約管理画面から解約申請ができます。

しかし公式のよくある質問には「お支払い済みの料金の返金はできません。予めご了承ください」とはっきり書いてあります。

解約を申請しても「利用期限日までは引き続きサービスのご利用が可能です」という扱いになります。

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やめたくなったときConoHa WING(WINGパック)エックスサーバー
期間中の解約手続き受け付けていない契約管理画面から申請できる
払った料金の返金期間中の解約自体がない返金なし
いつまで使えるか契約満了日まで利用期限日まで
次の請求を止める方法満了日の30日前までに自動更新をOFF利用期限日までに解約を申請

表にすると分かります。お金の観点では、実はほぼ引き分けです

どちらも一括前払いで、払った分は戻りません。エックスサーバーは解約ボタンを押せますが、押しても返金はありません。

だとすると、本当に効いてくるのは会社の違いではなく契約期間の長さです。

皆さんが3年契約を選ぶということは、次の金額を「取り返せない前提」で払うということです。

36ヶ月契約が背負う金額(2026年8月25日時点)
  • ConoHa WING ベーシック36ヶ月:月659円 × 36ヶ月=一括23,724円
  • エックスサーバー スタンダード36ヶ月:月693円 × 36ヶ月=一括24,948円
  • 3ヶ月で飽きた場合、どちらもこの金額はそのまま損失になります

月額の差は34円です。3年で1,224円。

この差のために3年を固定するかどうか。それが36ヶ月契約でいちばん重い判断です。

ブログが続くかどうか自分でも分からない段階なら、12ヶ月契約の11,640円(ConoHa WING)または11,880円(エックスサーバー)から始めるほうが理にかなっています。

更新するときいくら払うか、安いのは最初の1回だけ

比較記事があまり触れないのが、2周目の金額です。しかしブログを続ける人にとっては、こちらのほうが長く効きます。

エックスサーバーは「新規のみ」とはっきり書いてある

エックスサーバーの最大30%オフキャンペーンは、2026年8月4日17:00から9月7日17:00までの期間限定です。

対象は「キャンペーン期間中に、新規にお申し込みいただいたサーバーアカウント」。つまり更新は対象外だと公式に明記されています。

ありがたいのは、通常価格が同じページに併記されていることです。おかげで2周目の請求額を、今この場で計算できます。

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契約期間今回(キャンペーン価格)通常価格同じ期間で更新したときの差額
12ヶ月月990円/一括11,880円月1,100円/一括13,200円+1,320円
24ヶ月月836円/一括20,064円月1,045円/一括25,080円+5,016円
36ヶ月月693円/一括24,948円月990円/一括35,640円+10,692円

36ヶ月で入って36ヶ月で更新すると、2周目は10,692円多く払うことになります。

悪い話に見えますか。私はむしろ逆だと思います。

先に金額が分かっているなら、それは予算に織り込めるからです

上の表はスタンダードプランの月額(税込)で、一括料金は月額×契約月数として計算しました。

ConoHa WINGは「お申し込み時のみ適用」と書いてある

ConoHa WINGのWebサイト制作応援キャンペーンは、2026年8月24日16:00から9月9日16:00まで。対象はWINGパック「ベーシックプラン」の12ヶ月・24ヶ月・36ヶ月契約で、新規申し込みまたは通常料金からのプラン変更が条件です。

前のキャンペーンが終わったのと同じ時刻に、次のキャンペーンが始まっています。

注意事項にはこうあります。「本キャンペーンの価格はお申し込み時のみ適用されます」。

そしてキャンペーンページには、ベーシックプランの通常月額1,452円という数字も併記されています。659円という金額は、この1,452円に対する54%オフとして提示されているわけです。

ただし、更新のときに実際どの価格が当たるのかは、公式サイトの料金ページには書かれていません。

分かっているのは自動更新の仕組みだけです。「契約満了日の30日前」に自動更新が実施され、そのタイミングで契約期間分がまとめて決済されます。

公式ページの注意事項(2026年8月25日確認)
  • 「本キャンペーンの価格はお申し込み時のみ適用されます」
  • 「本キャンペーン以外のキャンペーンと併用できない場合がございます」
  • 「本キャンペーンはやむを得ない事情により中止または内容が変更となる場合がございます」

出典: ConoHa WING公式サイト Webサイト制作応援キャンペーン(2026年8月25日確認)

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2周目の見通しConoHa WINGエックスサーバー
公式の表記「本キャンペーンの価格はお申し込み時のみ適用されます」対象は「新規にお申し込みいただいたサーバーアカウント」
通常価格の提示ベーシック 月1,452円/WINGパックの一括は12ヶ月13,068円・36ヶ月34,848円スタンダード 12ヶ月 月1,100円/36ヶ月 月990円
更新時の適用価格公式ページに記載が見当たらない通常価格で計算できる
更新のタイミング契約満了日の30日前に自動更新利用期限日までに更新または解約

ここは正直に書きます。更新のときにどの価格が当たるかは、公式サイトに明記がありません。

ただしキャンペーンが適用されない場合のWINGパックの料金なら公開されています。料金ページからリンクされている公式の料金・スペック表(PDF)に、ベーシックプランの一括料金として12ヶ月13,068円・24ヶ月24,684円・36ヶ月34,848円と載っています(2026年8月25日確認)。

1ヶ月あたりに直すと、順に約1,089円・約1,029円・約968円です。

つまり「今の659円が続く保証はない」一方で、上がるとしてもこのあたりが目安になる、という読み方はできます。

契約前に金額をはっきりさせたい人は、申し込み画面まで進んで確認するか、ConoHa WING公式サイトのサポート窓口に聞くのがいちばん早いです。

自動更新のカレンダーを先に押さえておく

ConoHa WINGの自動更新は契約満了日の30日前に走ります。更新したくない場合は、その日までに自動更新をOFFにしておく必要があります。

しかもOFFにすると、WINGパックに紐づく無料独自ドメインの自動更新も同時にOFFになります。ドメインを残したい人は手動更新に切り替えてください。

契約したらその場で、カレンダーに「満了日の40日前」を入れておきましょう。

払う前に触れるか、あとから引っ越せるか

残る2つの軸をまとめて見ます。お金を払う前に確かめられるか、間違えたときに戻れるか。

10日間の無料お試しがあるのは、エックスサーバーだけ

ここが、この2社でいちばんはっきり差がついている場所です。

エックスサーバーは全サーバープランに10日間の無料お試しが付いています。管理画面に入って、WordPressを入れて、記事を1本書いてみるところまで、お金を払う前にできます。

ConoHa WINGに無料お試し期間はありません。申し込むと同時に契約期間分の一括前払いが発生します。

ただし公式サイトには、こういう案内があります。

「お申込みいただいた日からレンタルサーバーと独自ドメインをご利用いただけます。契約期間が開始するまでのご利用料金は無料」。

申し込み日から契約期間が始まるまでの期間は、追加料金なしで使えるということです。無料お試しとは性質が違いますが、申し込んだその日から作業に入れる点は同じです。

10日間のお試しで見ておくと後悔しないところ
  • WordPressの管理画面にたどり着くまでに、何回画面を移動したか
  • SSL(サイトのURLをhttpsにする仕組み)を自分で設定できたか
  • 用語が分からなくて止まったとき、公式マニュアルで解決できたか
  • バックアップの画面がどこにあるか、自力で見つけられたか

この4つで詰まらなかったなら、皆さんはどちらのサーバーでも問題なく運用できます。

逆に3つ以上で止まったなら、画面が1つにまとまっているConoHa WING側のほうが向いているでしょう。

無料で確かめられるのですから、迷っているなら10日間だけ触ってみてください!

引っ越すときの手間は、どちらを選んでも同じ

4つ目の軸です。選択を間違えたとき、どれくらいの手間で取り返せるのか。

両社とも移行ツールを持っています。ConoHa WINGは「WordPressかんたん移行」、エックスサーバーは「WordPress簡単移行」。

名前まで似ています。しかしどちらも他社から自社へ引き込む方向のツールで、出ていく側を助ける道具ではありません。

A社からB社へ移るときは、B社のツールを使います。移行の労力はどちらを選んでも変わらない、と思っておいてください。

STEP
移行先のサーバーを先に契約する

引っ越し期間は両方に料金が発生します。移行先の契約期間を選ぶときは、この重複ぶんも計算に入れておきましょう。

STEP
移行先の移行ツールでWordPressを丸ごと移す

ConoHa WINGは「WordPress管理画面のID・パスワードだけで移行可能な専用移行ツール」を提供しています。エックスサーバーも「必要な情報を入力するだけ」で移行できる形です。

STEP
独自ドメインの向き先を新しいサーバーに変える

ここで効いてくるのが、次に書く無料ドメインの条件です。ドメインは移せますが、無料ではなくなることがあります

「独自ドメイン永久無料」の永久はサーバーを使い続ける限り

両社とも独自ドメイン永久無料をうたっています。ここには条件があります。

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無料ドメインの条件ConoHa WINGエックスサーバー(スタンダード)
無料になる個数最大2個12ヶ月契約で1個/24ヶ月以上で2個
やめたあとの扱いWINGパック解約または通常料金への変更で、翌年以降は更新費用が発生公式の料金ページに解約後の扱いの記載なし
自動更新をOFFにすると無料ドメインの自動更新も同時にOFF

ConoHa WING側は公式サポートに明記があります。WINGパックを解約するか通常料金へ変更した場合、翌年以降はドメインの更新費用が発生します。

「永久無料」の永久は、そのサーバーを使い続ける限りという意味だと読んでおくのが正確です。

そしてもう1つ。エックスサーバーのスタンダードプランで無料ドメインを2個欲しい場合は、24ヶ月以上の契約が必要になります。

12ヶ月契約だと1個です。将来サイトを2つ持つ計画があるなら、この行は申し込み前に確かめておきましょう。

ConoHa WINGとエックスサーバー、どっちを選ぶ人か

比較記事を読むとき、いちばん知りたいのは「この人はどっちを使っているのか」ではないでしょうか。

私はConoHa WINGの契約者で、エックスサーバーは契約していません。片方しか使っていない人間が「使い心地はこっちが上」と書いた瞬間、その記事の数字は全部あやしくなります。

だからここでも、体験ではなく契約条件と金額で並べます。両社ともデメリットから出します。

ConoHa WINGを選ぶ人:先にデメリットから

私が契約している側ですが、いいところから書くつもりはありません。不利な材料を先に3つ出します。

ConoHa WINGのデメリットと、その回避策
  • 契約期間中の途中解約を受け付けていない/回避策:初回は12ヶ月契約にする。前払いは11,640円で収まり、1年後に考え直せます
  • キャンペーン価格は申し込み時のみ適用で、更新時の価格が公式ページから読めない/回避策:満了日の40日前をカレンダーに入れ、更新前に金額を確認してから判断する
  • 無料お試し期間がない/回避策:初期費用は無料で、申し込み日から契約期間開始までの利用料金もかかりません。まず12ヶ月で入って手を動かすほうが早い場合もあります

そのうえで、私が使い続けている理由を書きます。

これから選ぶ人にとっての利点は、まず金額です。新規申し込みなら36ヶ月で月659円(2026年8月25日時点のキャンペーン価格)で、今回くらべた条件の中では最安になります。

独自ドメインが契約期間にかかわらず最大2個まで無料になる点も、初期費用を押さえたい人には効きます。

一方、私が使い続けている理由は金額ではありません。サーバー・独自ドメイン・SSL・WordPressが1つのコントロールパネルにまとまっていることです。

非エンジニアが最初に脱落するのは、性能ではなく画面をまたいだ設定です。ここが1画面で済む効果は、思ったより大きくなります。

なお、上の金額はあくまで今から新規で申し込む人向けのキャンペーン価格です。キャンペーン条件は時期で変わるため、申し込み前に必ず公式の料金ページで最新の条件を確認してください。

私自身はWINGパックを契約して、このブログをConoHa WING上で動かしています。実際に起きたつまずき(WAFによる403エラーなど)と対処はConoHa WINGの評判|稼働中ブログの実体験レビューに書きました。

契約前に読んでおくと、最初の1週間が少し楽になるはずです。

料金プランと現在のキャンペーン条件はConoHa WING公式サイトで確認できます。

エックスサーバーを選ぶ人:先にデメリットから

こちらは未契約なので、公開されている条件だけで書きます。使い心地の話は出てきません。

エックスサーバーのデメリットと、その回避策
  • キャンペーンの対象は新規申し込みのみ。36ヶ月なら2周目に10,692円上がる/回避策:上がる金額が先に分かるので、更新月の予算に入れておけば事故になりません
  • スタンダードの12ヶ月契約だと、無料の独自ドメインは1個だけ/回避策:サイトを2つ持つ予定があるなら24ヶ月以上を選ぶ。1サイトなら1個で十分です
  • 解約を申請しても、支払い済みの料金は返金されない/回避策:10日間の無料お試しで先に確かめる。ここで判断すれば、そもそも返金の話にならずに済みます

それでもこちらを選ぶ材料は、次の3つです。

いちばん大きいのは10日間の無料お試しです。「払う前に確かめられる」という一点で、戻れる余地がはっきり広くなります。

次に、通常価格が公式に併記されているおかげで更新後の金額を今日この場で計算できること。

3つめは、転送量が無制限と明記されていることと、メールでの問い合わせを24時間365日受け付けている点です。

「決められないまま3日過ぎている」という状態なら、無料お試しがあるほうから触るのが合理的です。10日あれば、自分がどちらのタイプか分かります。

エックスサーバー公式サイトで料金プランを見る

予算と契約期間の決め方:3段階で1つに絞る

ここまでの内容を、財布の中身から逆算した形に組み直します。自分の予算に近いところだけ読んでください。

STEP
まず1年やってみる|前払い12,000円前後

いちばん多い選び方です。ConoHa WINGなら月970円・一括11,640円、エックスサーバーなら月990円・一括11,880円。

月額の差は20円なので、ここは無料お試しの有無で決めてください。触ってから決めたいならエックスサーバー、今すぐ始めたいならConoHa WINGです。

STEP
3年やる覚悟がある|前払い23,000〜25,000円

すでに別のブログを続けた経験がある人向けです。最安はConoHa WINGの36ヶ月=一括23,724円

エックスサーバーの36ヶ月は24,948円で、差は1,224円です。この差より、途中解約の扱いと無料お試しの有無で決めるほうが後悔は少なくなります。

STEP
まだ決められない|今日払う金額は0円

ここまで読んでも決まらなかったなら、エックスサーバーの10日間無料お試しから始めてください。

10日間さわって「思ったより難しくなかった」と感じたらそのまま契約、「画面が多くて疲れた」と感じたらConoHa WINGへ。判断材料が自分の手の中に増えます。

迷ったままにしておくと、決め手が増えるどころか条件のほうが動きます。いま走っているキャンペーンには、それぞれ期限があるからです。

今動いている条件の期限(2026年8月20日時点)
  • ConoHa WING「Webサイト制作応援キャンペーン」:9月9日16:00まで(ベーシック12・24・36ヶ月が対象)
  • エックスサーバー「最大30%オフキャンペーン」:9月7日17:00まで(12ヶ月10%・24ヶ月20%・36ヶ月30%オフ)
  • どちらも新規申し込みが条件。期間を過ぎると同じ金額では入れません

期限に追われて決めるのが良いとは思いません。ただ、1年目の請求額が数千円変わるのは事実です。

すでに気持ちが片方に傾いているなら、期限の近いほうから確かめておくと選択肢を減らさずに済みます。

ConoHa WINGとエックスサーバーのよくある質問

結局、初心者はどちらを選べばいいですか?

払う前に自分で触って確かめたいならエックスサーバー、今日から書き始めて月額を最安にしたいならConoHa WINGです。どちらを選ぶ場合でも、初めての1本は12ヶ月契約にしてください。前払いは12,000円前後で収まり、1年後にもう一度考え直せます。

途中でやめたら、お金は返ってきますか?

返ってきません。ConoHa WINGのWINGパックは契約期間中の途中解約を受け付けておらず、エックスサーバーは解約申請こそできるものの、支払い済みの料金は返金されないと公式に案内されています。だからこそ、最初に選ぶ契約期間がいちばん重いのです。

36ヶ月契約はお得ですか?

月額だけを見れば確かに安くなります(ConoHa WING 659円/エックスサーバー 693円)。ただし一括で23,724円・24,948円が出ていき、途中でやめても戻りません。すでにブログを1年以上続けた経験がある人以外には、12ヶ月をおすすめします。

更新のときも、この安い料金のままですか?

エックスサーバーはキャンペーンの対象を新規申し込みのみと明記しているため、更新は通常価格になります。スタンダードの36ヶ月なら月693円が990円で、3年分で10,692円の差です。ConoHa WINGはキャンペーン価格が申し込み時のみ適用と書いてありますが、更新時に適用される価格までは公式ページに記載がありません。

あとから他社のサーバーへ引っ越せますか?

引っ越せます。両社とも他社からWordPressを移してくる専用ツールを用意しているので、移行先の会社のツールを使う形になります。注意したいのは無料の独自ドメインで、ConoHa WINGはWINGパックを解約すると翌年以降に更新費用が発生します。

サポートに電話できますか?

どちらも電話とチャットの窓口があり、受付時間は平日10:00〜18:00です。メールはConoHaが24時間受付(回答は平日10:00〜18:00)、エックスサーバーは24時間365日受付。サポート体制で決めようとしていた人は、ここでは差がつきません。

速度はどちらが速いですか?

両社とも自社サイトで高速性を打ち出していますが、測定条件が公開されていないため、公表値どうしを並べても比較になりません。私はエックスサーバーを契約していないので、体感の比較も書けません。個人ブログを始める段階では、速度より契約条件で決めるほうが失敗は少なくなります。

まとめ:今日、どちらか1社に決めてしまいましょう

速度と料金で引き分けになる比較をやめて、やめるときと更新するときのお金から先に見ました。

そこで見えたのは、会社の差より契約期間の差のほうが大きいということでした。

この記事の結論(2026年8月20日時点の公式情報)
  • 払う前に触って確かめたい人はエックスサーバー(10日間の無料お試し)
  • 今日から書き始めて月額を最安にしたい人はConoHa WING(36ヶ月で月659円)
  • 初めての1本なら、どちらでも契約期間は12ヶ月。前払いは12,000円前後
  • 払った料金はどちらも返金されない。契約期間の長さ=背負うリスクの大きさ
  • 更新で安いままとは限らない。エックスサーバーは36ヶ月で+10,692円と計算できる
  • 契約したらすぐ、満了日の40日前をカレンダーに入れておく

サーバー選びは、始める前のいちばん退屈な工程です。ここで何日も止まっているうちに、皆さんが書きたかったことのほうを忘れてしまう。

それがいちばんもったいない。1年分の前払いは、失敗しても12,000円前後です

その金額で1年ぶんの練習ができると考えれば、ずいぶん決めやすくなるのではないでしょうか。

私はConoHa WINGを契約して、このブログを動かしています。それでも皆さんに同じものを押しつける気はありません。

同じ道を通るつもりなら、料金プランと期限の近いキャンペーン条件を先に確かめておきましょう。

まず10日間さわってから決めたい人は、エックスサーバー公式サイトの無料お試しから入るのが早いはずです。

サーバーが決まれば、あとは書くだけ。まずは今日、1社に決めてしまいましょう!

あわせて読みたい
この記事について
  • 確認日:料金・キャンペーン・契約条件は、2026年8月20日に両社の公式サイトで確認したものです。ConoHa WING側の金額とキャンペーンは、2026年8月25日に取り直しています
  • 筆者の契約:ConoHa WINGは契約しています。いま読んでいるこのページも、ConoHa WING上のWordPressから配信されています
  • エックスサーバー:契約していません。管理画面の使い勝手や表示速度の実感は書いていません
  • 広告と修正:本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。条件が変わったときは確認日ごと本文を直します。最新の条件はConoHa WING公式サイトエックスサーバー公式サイトでご確認ください
出典(両社の公式ページ)
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この記事を書いた人

AIツールは「使えるかどうか」より「自分の仕事で役に立つかどうか」。

30〜40代の非エンジニア会社員です。プログラミングは書けませんが、
ChatGPT・Gemini・Claude などを毎日の業務と副業で実際に使い倒しています。

「種類が多すぎて選べない」「課金する価値があるのか分からない」
「導入したいけど社内をどう説得すればいいのか」――
そんなつまずきを、専門用語をできるだけ使わずに解説します。

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