ブログ運営者情報の書き方|本名を出さないまま信頼を作る

ブログの運営者情報ページで氏名の行だけを伏せた状態を表したアイキャッチ

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。

「運営者情報って、本名を書かないとダメなんでしょうか」

副業でブログを始めた人が、最初に手を止めるのがここではないでしょうか。空欄のままだと信用されない気がする。かといって本名は出したくない。調べると「必須項目5つ」と出てきて、そこに氏名も住所も並んでいます。

結論から書きます。あなたがブログで自分の商品を売っていないなら、運営者情報に本名は要りません。ペンネームで足ります。当ブログもペンネームで運営していて、運営者情報のページに本名は載せていません。

大事なのは、隠したうえで別の材料を積むことです。読者が知りたいのは、あなたの戸籍上の名前ではありません。「この人の書いていることを信じていいか」だけです。

私は非エンジニアの会社員で、レンタルサーバーはConoHa WING、WordPressテーマはSWELLを購入してこのブログを動かしています。制度まわりは2026年8月25日に、消費者庁と個人情報保護委員会のページを開いて確認しました。

読み終わる頃には、運営者情報とプロフィールの2ページを今日中に書き終えられる状態になっています。書いていい属性と危ない属性の線引きも、自分で判定できるようになります。

この記事でわかること
  • 本名が要る場合と要らない場合の境目(例外は1つだけ)
  • 運営者情報とプロフィールの役割分担。同じページに混ぜないほうがいい理由
  • 匿名でも書ける属性・書かないほうがいい属性を仕分けた一覧表
  • コピペで使える運営者情報とプロフィールのテンプレート(穴埋め式)
  • 本名を出さずに信頼を作る5つの材料
  • アフィリエイトをやる人だけ増える3つの表示(公式リンク付き)
目次

ブログの運営者情報に本名は必要? 例外は1つだけです

先に境目を引いてしまいます。本名が問題になるのは「あなた自身が売主になるとき」だけです。それ以外は、ペンネームで運営して差し支えありません。

消費者庁の特定商取引法ガイドでは、通信販売の広告について「事業者の氏名(名称)、住所、電話番号」の表示が挙げられています。ここでいう事業者は、自分で商品やサービスを売る人のことです。

同じページには、消費者から請求があったときにこれらの事項を記載した書面等を遅滞なく提供する旨を広告に表示し、実際に提供できる措置を講じている場合は、広告の表示事項を一部省略できるという説明もあります(2026年8月25日時点)。制度としてそういう仕組みがある、というところまで押さえておけば十分です。

詳しい条文と対象範囲は消費者庁の特定商取引法ガイド(通信販売)で確認できます。

では、あなたのブログはどちらでしょうか。下の表で当てはまる行を探してみてください。

スクロールできます
ブログの形態運営者情報に本名は要るか考え方
広告なしの趣味・日記ブログ要らない誰にも何も売っていない
アフィリエイトだけを貼っている通常は要らない売主は広告主。あなたは紹介する側
ただし広告の表示は別に必要(後述)
クリック型広告だけを貼っている通常は要らない広告枠の提供であって物販ではない
自作の教材・有料記事・物販を売る表示の話が出てくる通信販売に当たる可能性がある
企業から仕事を受ける(受託・執筆依頼)出す場面が増える相手が実在の確認を求めることが多い

上の3行に当てはまるなら、この記事の残りは全部そのまま使えます。下の2行に当てはまる人は、書き方を決める前に一度立ち止まってください。

この記事は法律の判断をする記事ではありません

ここで扱うのは「そういう制度がある」という事実と、公式ページの場所までです。あなたの販売形態が通信販売に当たるかどうかは、内容によって変わります。自分の商品を売る予定があるなら、始める前に専門家に相談してください。この記事の内容は、その判断の代わりにはなりません。

運営者情報とプロフィールは別物|混ぜると両方うまくいかない

ここでつまずいている人が、かなり多いと思います。「運営者情報」と「プロフィール」を1枚のページに詰め込もうとして、手が止まるパターンです。

2つは目的が違います。運営者情報はサイトの責任の所在を示すページです。誰が運営していて、どんな方針で書いていて、何かあったらどこに連絡すればいいか。事務的でかまいません。

一方のプロフィールは、書いている人を知ってもらうページです。なぜこのテーマを書いているのか、何を経験してきたのか。こちらは主観で書いていい場所です。

運営者情報とプロフィールは別のページで、載せる項目も違うことを示した対比図
運営者情報は責任の所在、プロフィールは書き手の背景。役割が違います
スクロールできます
運営者情報プロフィール
目的サイトの責任の所在を示す書いている人を知ってもらう
主な読み手審査の担当者・広告主・困ったときの読者記事を読んで興味を持った読者
書く内容サイト名・運営者名・連絡手段・運営方針・広告の有無立場・使っているツール・書いている理由
文章の温度事務的でいい主観でいい
本名ペンネームで足りるペンネームで足りる
置き場所フッター(全ページから行ける)記事下・サイドバー

分けると、匿名で書くのがぐっと楽になります。理由は単純で、盛りたくなる場所が1か所に閉じ込められるからです。

混ぜたページを書くと、事務的な項目の途中に自分語りが挟まります。読者はどちらも読みません。そして「実績が薄い」と感じた瞬間、勤務先の具体を足して埋めたくなります。そこで線を越えます。

匿名で書いていい属性・書かないほうがいい属性の一覧

この表が、記事全体の背骨にあたります。属性は単体ではほとんど危なくありません。危ないのは組み合わせです。

「30代の会社員」だけでは、日本に数百万人います。そこに業種と勤務地が乗ると、一気に数十人まで絞れます。だから判断は1項目ずつではなく、「何と何を同時に出しているか」で見ます。

スクロールできます
属性匿名でも書ける?書くときの粒度
年代書ける「30代」「30〜40代」のように幅で。生年月日は書かない
職種の大分類書ける「会社員」「事務職」まで。部署名までは下りない
ブログ歴・記事本数書ける数字は正直に。少なくても書ける(後述)
実際に契約しているサービス名書けるむしろ最強の信頼材料。金額は書かなくていい
書いている理由・きっかけ書ける具体的な社内の出来事に寄せない
家族構成条件つき「既婚」程度まで。人数・年齢・学校名は足さない
居住地条件つき「関東」「関西」まで。市区町村は書かない
資格・受賞歴条件つき保有者が少ない資格は名称をぼかすか省く
勤務先の業種・会社規模書かない職種と重なると急に絞れる
部署名・社内の呼び名・略語書かない同業者だけに通じる語は、同業者に見つかるための語
勤務地・通勤時間・最寄り駅書かない勤務先の推定に直結する
顔写真・自宅周辺の写真書かない画像は撤回が効きにくい
SNSの本アカウント書かないブログ用は別に作る
本名・住所・電話番号書かない
売主になる場合を除く
1つ目のH2の例外に当てはまるなら別途検討する
3つ揃うと、急に絞り込まれます

危ない組み合わせは決まっています。①勤務先の業種 ②勤務地か居住地の市区町村 ③年代と職種。この3つが同じページに並ぶと、心当たりのある人にはたどり着けてしまいます。ひとつずつ見ると無害なので、書いている本人が気づきにくいのが厄介なところです。プロフィールを書き終えたら、この3点が揃っていないかだけ見直してみてください。

属性以外の経路(画像に残る撮影データ、WordPressの投稿者名、ドメインの登録者情報など)は、ブログの身バレ対策|会社にバレない経路別チェックでまとめて扱っています。この記事は「書く中身」の話に集中します。

運営者情報に載せる項目|必須3つと、あると効く4つ

項目を増やすほど良いページになる、というものではありません。むしろ逆です。必須は3つだけです。

運営者情報の必須3項目(匿名版)
  • サイト名と運営者名 ペンネームでかまいません
  • 連絡手段 問い合わせフォームが安全です
  • 広告の有無 アフィリエイトを使うなら忘れずに書きます

連絡手段は、メールアドレスの直書きより問い合わせフォームをおすすめします。理由は2つあります。

ひとつは、本名の入ったアドレスをそのまま出さずに済むこと。もうひとつは、ページに書いたアドレスは機械に拾われて迷惑メールが増えることです。フォームなら、どちらも避けられます。

ここから先の4つは必須ではありません。ただし、匿名で運営するなら効きます。本名という手札を使わない分、別の手札を足す発想です。

スクロールできます
あると効く項目何が伝わるか匿名でどう書くか
運営方針何を根拠に書いているか「使ったものだけ使ったと書く」「確認日を入れる」などを宣言する
実際に使っているサービスお金を払って触っている事実契約中のサービス名を並べる。金額は書かなくていい
ページの更新日運営が続いていること方針を変えたときに日付を更新する
プライバシーポリシーへのリンク個人情報の扱いを決めていること別ページに置いて、そこへ送る

逆に、匿名で運営するなら入れないほうがいい項目もあります。設立年月日、資本金、事業所所在地。会社のコーポレートサイトの真似をすると、埋められない欄が並んで、かえって不自然なページになります。

コピペで使えるテンプレート|運営者情報とプロフィール

ここまでを、そのまま使える形にしました。〇〇の部分を自分の言葉に置き換えるだけです。まずは運営者情報から。

テンプレート1:運営者情報ページ

■ このサイトについて
「〇〇(サイト名)」を運営している、〇〇(ペンネーム)です。
30〜40代の会社員で、本業のかたわら〇〇(テーマ)について書いています。

■ 運営方針
・実際に使ったものだけ「使った」と書きます。使っていないものは、調べた内容であることを明記します。
・料金や仕様は公式サイトで確認し、記事に確認日を書きます。
・広告を含む記事には、冒頭にその旨を表示します。

■ 実際に使っているサービス
〇〇、〇〇、〇〇(契約しているものだけを並べます)

■ お問い合わせ
記事内容の誤りのご指摘・ご質問は、お問い合わせフォームからお願いします。

■ 広告について
当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています。個人情報の取り扱いとあわせて、プライバシーポリシーをご覧ください。

最終更新:〇〇年〇月〇日

次にプロフィールです。こちらは温度を上げてかまいません。ただし、上げる方向は「熱量」であって「具体的な勤務先の話」ではないところに注意してください。

テンプレート2:プロフィールページ

はじめまして、〇〇です。
30〜40代の会社員で、〇〇(テーマ)は得意分野というより、必要に迫られて覚えた側です。

このブログを始めたのは、〇年前に自分が同じことで検索して、ほしい答えが見つからなかったからです。専門家向けの解説か、宣伝しかありませんでした。

だからここでは、〇〇を〇〇の目線で書いています。専門用語はできるだけ使わず、使うときは短い言い換えを添えます。

今、自分で契約して使っているのは〇〇と〇〇です。払っているものだけを紹介します。
間違いを見つけたら、お問い合わせから教えてください。確認して直します。

実績がまだ何もないときは、どう書けばいいのか

テンプレートの穴埋めで、いちばん手が止まるのがここだと思います。書けることが何もない気がする。だから盛りたくなる。

解決策はひとつです。過去の実績の代わりに、今やっていることを書きましょう。

「〇〇を3か月使っています」「毎週1本、実際に試した手順を書いています」。これで十分に成立します。読者が探しているのは権威ではなく、自分より少し先を歩いている人だからです。

穴埋めでやりがちな2つの失敗

失敗1:実績がないので職歴で埋める。「〇〇業界で15年」と書いた瞬間に、業種という最も特定されやすい情報が出ます。年数だけなら書けますが、業種と一緒に出さないでください。

失敗2:具体性を出そうとして職場の実例を入れる。説得力は上がりますが、社内でしか通じない言い方が混ざります。例を出すなら、経費精算・在宅勤務のルール・備品の購入といった、どの会社にもある場面に置き換えましょう。

本名を出さずに信頼を作る5つの材料

ここがいちばんお伝えしたい部分です。匿名ブログの弱点は「この人が誰か分からない」ことだと思われがちですが、実際に読者が判断しているのは別のところです。

本名は、信頼の材料のひとつでしかありません。しかも、あまり強い材料ではない。名前を見て内容の正しさが分かるわけではないからです。

本名の代わりに置ける材料は5つあります。どれもペンネームのままで用意できます。

有料契約・確認日・出典リンク・更新履歴・訂正方針の5つが信頼につながり、本名だけが切り離されていることを示した図
信頼を作るのはこの5つ。本名はここに入っていません
材料
実際にお金を払っているものを並べる

契約しているサービス名を運営者情報に列挙します。これは名乗りではなく事実の提示です。無料で触った人には書けないので、そのまま差になります。金額まで書く必要はありません。

材料
料金や仕様に確認日を入れる

「(2026年8月25日時点)」のひと言です。これがあると、読者は情報の鮮度を自分で判断できます。日付を書くのは、間違っていたときに逃げないという宣言でもあります。

材料
出典に、実際に飛べるリンクを張る

「公式サイトでご確認ください」とだけ書いて、リンクがないページをよく見かけます。読者からすると、確認する手段がない状態です。公式ページの名前を書くなら、そこへ飛べるようにしましょう。

材料
更新した日と、更新した理由を残す

記事の末尾に「2026年8月25日:料金改定にあわせて金額を更新」のように1行足すだけです。放置されていないサイトだと分かります。運営者情報のページ自体にも最終更新日を入れておきましょう。

材料
間違えたときの直し方を、先に書いておく

「誤りのご指摘はお問い合わせから。確認して訂正します」の一文を運営者情報に入れます。誤りゼロは誰にも約束できません。約束できるのは、指摘を受け取る窓口があることと、直す姿勢があることです。ここを先に宣言しているサイトは、実はあまり多くありません。

当ブログの運営者情報も、この5つで組み立てています。並べているのは、契約しているサービス名(Claude・ChatGPT Plus・Google AI Pro・Perplexity・Microsoft 365・ConoHa WING・SWELL)と、記事を書くときの方針、それから問い合わせ窓口です。本名は載せていません。

この5つを整えるのに必要な時間は、合わせて30分ほどです。記事を100本書く予定なら、1記事あたり18秒の投資ということになります。最初の1回だけ払えば、あとはずっと効きます。

アフィリエイトをやるなら増える3つの表示

広告を貼ると、運営者情報とは別に用意するものが増えます。3つです。どれも本名とは関係がないので、匿名のまま整えられます。

スクロールできます
用意するもの何のためか置く場所
広告であることの表示読者が「これは広告だ」と分かる状態にする広告を含む記事の冒頭
プライバシーポリシーアクセス解析・Cookie・問い合わせで扱う情報の説明独立したページ+フッター
問い合わせ手段誤りの指摘や連絡を受け取る窓口独立したページ+フッター

広告であることの表示(PR表記)

景品表示法には、いわゆるステルスマーケティングに関する指定告示があります。消費者庁のページによれば、施行は令和5年(2023年)10月1日です。

同ページには「規制の対象となるのは、商品・サービスを供給する事業者(広告主)です。企業から広告・宣伝の依頼を受けたインフルエンサー等の第三者は規制の対象とはなりません」と明記されています(2026年8月25日時点)。

つまり制度上の名宛人は広告主です。ただし実務は少し違います。広告を扱う側が表示ルールを定めていることが多く、書き手も「PR」「広告」と分かる形で示すのが一般的です。制度の詳細は消費者庁のステルスマーケティング規制のページで読めます。

当ブログでは、広告を含む記事の冒頭に1行入れています。この記事のいちばん上にある行がそれです。

プライバシーポリシー

アクセス解析を入れた時点で、あなたのサイトは訪問者の情報を扱っています。問い合わせフォームを置けば、名前とメールアドレスも受け取ります。

だからプライバシーポリシーは、運営者情報とは別ページで用意します。書く内容の考え方は、個人情報保護委員会の「法令・ガイドライン等」にガイドラインとQ&Aがまとまっています。

ここも判断は代行できません

広告の表示もプライバシーポリシーも、この記事で扱うのは「制度がある」「公式の説明はここにある」というところまでです。自分のサイトがどの規定に当たるかは、扱う情報や販売の有無で変わります。判断に迷う点が出てきたら、専門家に相談してください。ひな形をコピーして終わりにしないことだけ、おすすめしておきます。

問い合わせ手段

フォームを1枚作れば済みます。WordPressならプラグインで作れますし、外部のフォームサービスを埋め込む方法もあります。

どの記事にお金をかけるべきか迷っている人は、ブログ課金の順番もあわせてどうぞ。フォームや解析まわりに、余計な費用をかけずに済みます。

ペンネームの決め方と、WordPressの表示名の設定

ペンネームは、あとから変えるのがけっこう面倒です。だから最初に3つだけ確認しておきましょう。

ペンネームを決める前の3つの確認
  • 検索して衝突しないか 同名の人物・企業・商標があると、あとで名乗りづらくなります
  • 読めるか、打てるか 読者が口頭で紹介できない名前は、広がりにくくなります
  • 本名や生年から作っていないか 名字の一部+誕生年は、思っているより簡単に戻せます

名前が決まったら、WordPress側の設定です。ここを忘れると、せっかくペンネームを決めても、記事の署名にログイン用の名前が出ることがあります。

WordPress日本語版の公式ドキュメントでは、ニックネームは全ユーザーに必要な項目で、空欄にした場合はユーザー名が代わりに表示されると説明されています。そして「ブログ上での表示名」は、ドロップダウンからどの名前を表示するか選ぶ設定です。

STEP
管理画面の[ユーザー]→[プロフィール]を開く

左メニューの[ユーザー]から自分のプロフィール画面に入ります。

STEP
「ニックネーム」にペンネームを入れる

ここを空欄にすると、ユーザー名がそのまま表示されます。忘れずに埋めておきましょう。

STEP
「ブログ上の表示名」でニックネームを選ぶ

ドロップダウンから、いま入れたニックネームを選びます。名・姓を登録している場合は、そちらが選ばれたままになっていないか確認しましょう。

STEP
ログアウトした状態で、自分の記事を見に行く

設定画面の表示だけで満足しないのがコツです。実際に外から見て、署名がペンネームになっているかを目で確かめます。

設定の詳しい説明はWordPress日本語版のプロフィール画面のドキュメントにあります。SWELLを使っていて、ほかの初期設定もまだの人はSWELL初期設定は6つでいいで順番をまとめています。

ページの中身を隠しても、外に名前が残る経路があります

運営者情報とプロフィールを整えても、独自ドメインの登録者情報(Whois)や画像の撮影データには、別の経路で情報が残ります。この記事は「書く中身」に絞っているので、そちらはブログの身バレ対策|会社にバレない経路別チェックにまとめてあります。ページを書き終えたら、続けて確認しておくと安心です。

これから独自ドメインを取る人は、サーバー選びの時点で片づけられます。登録者情報を伏せる機能が標準で付いてくるところを選べば、この項目は最初から済んだ状態です。あとから直すより、契約する日に決めてしまうほうが楽です。

あとからペンネームを変えるときの落とし穴

変えること自体はできます。面倒なのは、名前が散らばっている場所です。

記事本文の署名、アイキャッチ画像に焼き込んだ名前、SNSのアカウント名、フォームの自動返信文、プライバシーポリシーの中の記載。とくに画像に入れた名前は、記事を直しても残ります。画像は作り直しになります。

だからアイキャッチには、名前やサイト名を焼き込まないほうが後々楽です。画像づくりの手順はブログのアイキャッチをAIで量産する方法にまとめています。

今日30分で、2ページを書き終える手順

最後に、手を動かす順番だけ並べておきます。上から順にやれば、この記事を読み終えた流れのまま終わります。

STEP
自分がどの行に当てはまるか決める(3分)

最初のH2の表に戻って、自分のブログの形態を選びます。上の3行なら、本名は書かずに進めます。

STEP
ペンネームを確定して、WordPressの表示名を直す(7分)

3つの確認を通したら、ニックネームと「ブログ上の表示名」を設定します。ログアウトした状態で1本だけ記事を開いて確かめます。

STEP
運営者情報をテンプレートから作る(10分)

固定ページを1枚作り、テンプレート1を貼って穴を埋めます。必須3項目が入っていれば、その時点で公開できます。

STEP
プロフィールを別ページで作る(7分)

テンプレート2を使います。書き終えたら、業種・勤務地・部署が混ざっていないかだけ読み返します。

STEP
フッターから両方に行けるようにする(3分)

メニューに運営者情報・プライバシーポリシー・お問い合わせを並べます。どのページからも1クリックで届く状態が目標です。

公開前の最終チェック
  • 業種・勤務地・部署名が、どのページにも入っていない
  • 年代・居住地・職種の3点セットが同じページに並んでいない
  • 連絡手段がフォームになっていて、実際に送信できる
  • 記事の署名が、ログアウトした状態でもペンネームで出る
  • 広告を貼っているなら、対象の記事にその表示が入っている

ブログの運営者情報についてよくある質問

運営者情報がないと、クリック型広告の審査に落ちますか。

Googleの「AdSense の資格要件」のページには、運営者情報のページを名指しした条件は書かれていません。挙げられているのは、ユーザーの興味を引く独自のコンテンツがあること、ポリシーに準拠していること、サイトのHTMLにアクセスできること、18歳以上であることなどです(2026年8月25日時点)。ただし審査の判断基準がすべて公開されているわけではありませんし、運営者情報は読者にとっても役に立つページです。置いておくほうが素直だと思います。詳しくはGoogle AdSenseヘルプの資格要件をご覧ください。

住所と電話番号は、本当に書かなくていいのでしょうか。

自分で商品やサービスを売っていないなら、書いていないブログのほうが多数派です。ただし、これは「書かなくても法律上問題ない」と断言する話ではありません。あなたが売主になる場合は、最初のH2で触れた通信販売の表示の話が関わってきます。売る予定があるなら、始める前に専門家に相談してください。

運営者情報とプロフィール、1つしか作れないならどちらですか。

運営者情報です。連絡手段と広告の有無という、読者と広告主の両方が探す情報が入っているからです。プロフィールは、記事が10本くらい溜まってからでも遅くありません。書くことが増えてからのほうが、むしろ書きやすくなります。

ペンネームは日本語とアルファベット、どちらがいいですか。

どちらでも成立します。判断材料は「読者が口に出せるか」です。読み方が分かれる名前は、口コミで広がるときに損をします。ひらがな・カタカナは読み間違いが起きにくく、検索でも衝突しにくい組み合わせを作りやすいです。決める前に、その名前で検索してみてください。

顔写真の代わりに、AIで作ったアイコンを使ってもいいですか。

顔写真を出さない選択肢としては使えます。注意点は2つあります。ひとつは、生成に使ったサービスの利用規約で、商用利用の条件を確認しておくこと。もうひとつは、同じアイコンをSNSの別アカウントで使い回さないことです。画像は検索でつながるので、アカウント同士を結ぶ手がかりになります。

ここまでやれば、会社にバレませんか。

この記事で塞げるのは「書く中身」の経路だけです。ドメインの登録者情報、画像に残る撮影データ、SNSとの紐づけ、社内のパソコンからの閲覧など、ページの文章とは別の経路があります。そちらはブログの身バレ対策で経路ごとに整理しました。なお税金まわりは制度の話になるので、判断はお住まいの自治体と税務署に確認してください。

まとめ|隠すことと、信用されることは両立します

この記事のおさらい
  • 本名が要るのは「自分が売主になるとき」だけ。それ以外はペンネームで足りる
  • 運営者情報とプロフィールは別ページ。混ぜると、実績を盛るために属性を足したくなる
  • 属性は単体ではなく組み合わせで危なくなる。業種・勤務地・年代の3点セットが要注意
  • 運営者情報の必須は3つだけ。運営者名・連絡手段・広告の有無
  • 本名の代わりに置ける材料は5つ。払っているもの・確認日・出典リンク・更新履歴・訂正の宣言
  • 広告を貼るなら、PR表記・プライバシーポリシー・問い合わせ手段が別に必要になる

匿名で書くことは、後ろめたいことではありません。読者が信じているのは名前ではなく、確認できる材料のほうだからです。

むしろ、本名を出しただけで中身の裏取りをしていないページより、ペンネームでも出典と確認日が揃っているページのほうが役に立ちます。あなたが用意すべきなのは、後者の材料です。

まずは固定ページを1枚だけ作って、テンプレート1を貼るところから始めてみてください。穴埋めが終われば、今日のうちに1つ、不安が減ります。

あわせて読みたい
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

AIツールは「使えるかどうか」より「自分の仕事で役に立つかどうか」。

30〜40代の非エンジニア会社員です。プログラミングは書けませんが、
ChatGPT・Gemini・Claude などを毎日の業務と副業で実際に使い倒しています。

「種類が多すぎて選べない」「課金する価値があるのか分からない」
「導入したいけど社内をどう説得すればいいのか」――
そんなつまずきを、専門用語をできるだけ使わずに解説します。

料金や機能の横並び比較、初期設定の手順、そのまま使えるプロンプト、
そして副業や業務効率化で実際に成果が出た使い方まで、
自分で試して確かめたことだけを書いています。

このブログが、あなたの仕事を少し軽くするきっかけになれば嬉しいです。

目次